翻訳会社の現場メルマガ翻訳探偵団

翻訳会社の現場の状況を発信するメールマガジン翻訳探偵団。ここは、その翻訳探偵団のモトネタを考えるページ、つまり翻訳探偵団の製造工場である。全てが翻訳探偵団に掲載される訳ではないし、先行して記事の概要を知ることもできるという意味においては、翻訳探偵団のファンにとっては貴重なページなのではないかと思う。
とは言え、このページは翻訳探偵団本体ほどは表には出ていない。単に翻訳会社とかの一般的なキーワードでは、このページは出てこないだろうから、このページを発見した人は、翻訳探偵団との縁が強いのではないだろうか。
さて、次の翻訳探偵団のテーマは 翻訳の伏兵 である。
◆ 翻訳だけ?
翻訳会社をやっているとあたりまえと思っていることが、翻訳者にとってあたりまえでは無いことがあります。 そして、そのような翻訳者に翻訳を任せてしまうと翻訳会社にとっても翻訳者にとっても悲劇的な結果となります。
先日、驚くようなことがありました。初めて翻訳を依頼したフリーランスの翻訳者であるS氏。ことごとく常識外れであった。
フリーランスの翻訳者であるS氏という男性、過去の経歴などから翻訳者としての能力はありそうなのだが、聞くとかなり人生に行き詰っているということで、ハングリー精神がありそうだなと感じた。そこで、試しにやらせてみるかと言うことになった。そして、翻訳原稿を送る。原稿はパワーポイントだ。
暫くして、S氏から「原稿に入力できないんですけど」と電話。パワーポイントが正しくインストールされているかどうか聞いたら、S氏の返事は「はい」とのこと。暫くあーでもないこーでもないとトラブルシュートが続くことになる。そして、最終的に分かったこと。それは、インストールされていたのはパワーポイントではなくてパワーポイントビューワー(パワーポイント形式のファイルを見ることだけが可能なソフト)だったのだ。エーッ!(ムンクの叫び)
長い時間をこんなことに費やすハメになって、悲しいやら怒り心頭やら。。。後悔先に立たずである。
話はこれで終わらない。とりあえず、パワーポイントの件は何とかしたのだが、今度は社内納期(翻訳者から翻訳会社に翻訳物を納める納期)になっても翻訳物が送られてこない。それで、状況確認のためS氏に電話をした所、なんと、メールに原稿を添付する方法がわからないというのです。エーッ!(再びムンクの叫び)
そして、また、S氏への指導で時間を費やすこととなるのであった。で、やっとメールが使えるようになって翻訳物を見て、これまた仰天。
(以下、執筆待ち)
◆ 翻訳会社の突然死
久しぶりに、ある下請けの翻訳会社にメールを打った。エラーで戻ってくる。おかしいなあと思いながらホームページを検索。検索エンジンには出てくるが、クリックすると、そのホームページはありません。。。
どうも、ご無沙汰している間に、この翻訳会社が無くなってしまったようだ。翻訳会社と言っても、翻訳者1人が中心となってやっているケースが少なくない。この場合、その中心の翻訳者に何かあって翻訳できなくなると、翻訳会社そのものが無くなってしまうのだ。
それにしても、何があったのだろうか? なんか寂しい話である。
編集 田吹
著作権 翻訳探偵団ならびにこのページの記事は翻訳会社ソリュテックが著作権を保有しています。無断転載を禁止します。